【UR-U:特別講義】竹花貴騎流『倒産リスク0%』の健全経営手法『セーフティライン』とは【ユアユニ生限定ライブ】
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【UR-U】OYAJIBLOG運営のSatoshiです。
【5年以内の倒産率9割の中、倒産リスク0】
嘘のような本当の話。
これができていないから倒産するねん。
本質は家庭にあった…
家庭ではできているのに会社経営では真逆をしてしまうなんて…#ユアユニ#竹花貴騎 pic.twitter.com/dAbacpOfKM
— Satoshi.F (@Blog403) August 22, 2021
『皆さんは起業したいですか?
なぜ起業したいんですか?』
本気で起業を考えているのであれば、まずは現実を知ることをオススメします。
100年前の起業寿命は70年でした。ですが、今は7年です。5年以内に倒産する会社は9割にもなります。
『本当に起業したいですか?』
決して起業を諦めさせたいわけではありません。笑
今回の内容は本気で起業を考えている人のためにお届けする竹花貴騎流の倒産リスク0%の運営方法について解説していきます。この内容を実践することで倒産リスクを抑えることができてしまう神回となっておりますので是非最後までお楽しみください^ ^
◆この記事に書いてあること
- 経営の最大の目的とは利益創出
- セーフティライン指標とは?
- あなたの会社の寿命は?
- 利益型事業設計の方法とは?
◆この記事を読むと…
- 起業しても倒産することがなくなる
- 安定を目指すことからこそ成長できる
- 自身のセーフティラインに基づき経営ができる
◆この記事を書いた人
Satoshi:大学時代の『ギャンブル依存・消費者金融・留年』をキッカケに広島ホストになる。卒業後、大阪にて風俗業界に足を踏み入れ11年。自身で独立後、『暴行事件・逮捕・略式裁判・借金3,000万円・離婚・自己破産・うつ病』をひと通り経験。
叩けばホコリの出るような過去の経験から、『生き方・在り方』を自問自答する日々。
その結果、投資家への道を切り開く。
現在は『仕事中心の生き方から、生き方中心のシゴトへ』シフトチェンジ。
2020年8月に関西を離れ、沖縄北部に移住。
投資活動を主軸にビジネス(営業・Webコンサルティング)を展開中。
(株)無限有限の設立準備中。
経営の最大の目的とは利益創出

経営の目的がなぜ利益創出なのかについて、まずは考えていきましょう。
わかりやすいように事例を2つ出します。さて、どちらの会社の方が良い会社ですか?
- (A)年商100億で利益1億円の会社
- (B)年商10億で利益1億円の会社
この2つの事例を考察するにあたり大切なのは逆思考です。
逆思考で2つの会社を分析するとこのようになります。
(A)1億円の利益を出すために99億円のコストを要する会社
(B)1億円の利益を出すために9億円のコストを要する会社
ここまで考えるとわかりやすくなりますね。どちらが良い会社だと思いますか?^ ^
答えはBの会社ですね。
利益を求めることがなぜ重要なのか

例えば竹を10円で仕入れて10円で販売すれば売上10円作ることができます。ですが、この経営をして継続はできますか?
つまり年商や売上に価値はありません。
売上ができるのはお客様が価値を感じてるからでしょうか?
違います。
竹を加工してお箸にすることで20円で販売することができます。このときの売上は20円で利益は10円です。つまり、、
利益が残るのはお客様が価値(付加価値)を感じてくれるからです。
企業の価値とは年商ではなく利益で計ることが重要です。そして、売上が少ない方が経営が安定する時代です。
経営を行うのに必要な理解①

売上を伸ばすと努力とは、手間を増やすことにつながります。ですが、利益を伸ばす努力とは手間を減らすことにつながります。つまり幸せな経営、安定した経営につながります。
経営を行うのに必要な理解②

売上がゼロになっても払うものがあります。これが家賃や人件費、通信費などの固定費です。
先行投資という考えがVUCA時代に通用しない
変動性、多様性が求められる時代に先行投資は通用しません。と言うよりは、通用する方法手段、基準を設けないと99%が通用しないです。このために必要なスキル、知識がセーフティラインです。
セーフティライン指標とは?

セーフティラインを考える上でわかりやすく家庭と会社に分けて考えてみましょう。
家族編

3人家族の場合、月に生活費で30万円かかるとします。一家の大黒柱であるお父さんになにかあったとしても、1年間は生活ができるように360万円(12ヵ月)はセーフティラインとして貯蓄します。
貯蓄が400万円になったから、余剰資金の40万円で家族旅行をしようとします。一般家庭ではほとんどの奥様が心がけていることであり、実践されていることだと思います。
会社編

本来であれば、会社の場合も家族編同様の考えがとても大切なのですが・・・
社員へのお給料が月々30万円かかるとします。先ほどと同様にセーフティラインを360万円(12ヵ月)とします。年間の利益が560万、余剰金が200万円になったから新規出店で二店舗目をチャレンジします。出店費用で余剰金は足りなくなり、銀行から融資を受けることに。。
いかがでしょうか、家族編と照らし合わせるとわかりやすいかもしれません。
旅行に行くために融資を受けないですよね?家族編の時には守れていたことが、会社運営となるとできていないことの積み上げが会社倒産リスクをあげていることにつながります。
VUCA時代

企業は内部留保を貯めることに専念しています。例えば政府の方針で石油が使用できなくなった場合、TOYOTAは電気自動車など新たな開発費用など必要とします。その為に大企業であるTOYOTAは内部留保を強めています。中小企業だけではなく、大手企業ですらも、なにが起こるかわからないVUCA時代に備えるために内部留保を貯めています。
目指すは無売上時持続経営

明日利益が0になっても経営ができる状態こそ、目指す状態です。
竹花さんが運営する会社を例にすると、純利益14億円のうち投資運用率を5%にすることで年間7000万円の運用益が生まれます。この7000万円を人件費などの固定費に充当することで固定費リスクがなくなります。
セーフティラインの割り出しかた

SLはPLから割り出しません。
SLは純資産から除外資産(一週間以内に現金化できないもの)と買掛金を引いた残ったもので割り出します。
あなたの会社の寿命は?

セーフティラインを理解することで企業寿命が割り出すことができます。
無売上時持続経営可能期間

セーフティラインで割り出した金額から固定費を割ると無売上時持続経営可能期間が割り出せます。
24ヵ月ないと不安なら

SL期間が24ヵ月ないと不安であれば、持続可能期間24ヵ月に基づいたSL総額や足りない融資ぶんを割り出し会社運営していきます。
持続可能期間を設定することで、月々の固定費を掛け合わせることで、SLが算出されます。現在手元にある余剰資金と目標とするSLで不足分のみ融資を受けることにより、無駄な融資を受けることもなくなります。
企業は儲けると拡大志向になりがち

例えば大きいオフィスに引っ越したり、従業員を雇用拡大したり、事業投資や設備投資など勝負をしたくなりがちになる傾向があります。
ここに倒産リスクを引き上げる落とし穴があります。その為に真の利益志向を身につけましょう。
真の利益志向

うまくいっているときときこそ、守ることが重要です。SL思考があることで、利益や固定費削減など経営の軸ができます。
軸がないからこそ、攻めすぎて崩壊してしまうということですね。
日本が生んだ二大巨頭

松下幸之助さんは水道から湧き出る水のように、商品が世の中にありふれていればもっと世の中に必要とされている場所に商品を安価でお届けすることができるという有名な水道哲学があります。
『ダムのごとく経営をせよ』
雨が降っているときにはダムにお水を貯めて、水が不足してきたときにはダムの水を放出して水の流れを止めない経営手法です。
当時は世間からのバッシングもあったそうですが、京セラの稲盛さんだけは水道哲学に大きく感銘していました。その考えに沿って経営をした結果、京セラの成功やJALの経営再建につながりました。
売上が上がっているときほど、しっかりと未来を見据えて守ることこそが重要だと二大巨頭からもわかりますね。このSL思考があることでいつのタイミングで人を雇うべきなのか?いつのタイミングで新規出店するべきなのか?などがみえてきます^ ^
竹花流SL7億円

竹花さんは人生を逆算し、SLのマイルストーンを考えた結果7億円と算出しました。
竹花貴騎SL達成の道のり

大きく5段階に分けてSLを最短で達成してきました。一番初めはツール代を3980円で販売していました。その結果、月に200万円ほどの利益を生むことに。
もし事業をこのまま進めていった場合、350ヵ月(約30年)でSL達成の7億円に到達します。達成までの期間を短くする為にツール代を4ステップであげていった結果、最短の3年で達成することに。
この数字は驚異的すぎますが、考え方ややり方はおおいにTTP(徹底的にパクる)する価値あります。
利益型事業設計の方法とは?

こちらの画像を元にどちらが安定した会社なのかを考えていきましょう。Aの会社とBの会社のどちらが安定しているかを測る上で売上業績を下げた時のシュミレーションをしてみます。
売上10%下がる

Aの会社の売上は100億円から90億円になります。同様に変動費もその分下がります。固定費は売上に関わらず変動しません。その結果、1億円の利益から一気にマイナス3億円と赤字に転落します。
Bの会社では売上が10億円から9億円になります。上記同様に算出してみると1億円の利益が0.5億円の利益になります。
この結果からも利益率の高さが重要なこともわかると思います。
利益率が高ければ高くなるほど、経営は安定します。
PPP指標の導入

利益率を重要視するからこそ、一人あたりの従業員が生み出す利益に着目することで人材管理にも応用が効きます。
『PPPで仕事しましょうね^ ^』の一言さえあれば、無言で圧力をかけることができてしまいます。
とにかく利益を追求する仕組みを作ればPPPの向上にもつながります。例えば、ミーティングを行う際に一人との時間をいくつも設定するよりも複数人同時のミーティングを行うことの方がミーティング数を減らすことができPPP効率は上がります。
孫正義氏の経営は安定を求めた成長の先にある

孫正義社長の300年計画やビジョンをユーチューブなどで見たことがあるひとは感銘を受けたことがたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
私も深く感銘しました。
いつまでもチャレンジし続け、何百社への投資を行う姿をみて『攻めの経営者』のイメージを持っていましたが、今回の講義を受けた後には真逆のイメージに変わりました。
300年継続する為には人々に必要とされ続ける安定性が重要になります。この安定を手に入れる為にソフトバンクは成長し続けています。
安定を求めることは、成長し続けることなんですね^ ^
まとめ

いかがでしたでしょうか^ ^
私は今回の講義は神回だと確信しております。セーフティラインの設定は健全経営に繋がります。このセーフティラインを持つことで無売上時持続経営可能期間が生まれます。
- なぜ利益を追求することが正しいのか(付加価値)
- あなたの安定目標値の公式
- 無収益継続の計算方法
- 財務強化での借入の正しい考え方
- PPP指標が重要であり、意識させるべき意味
まずはこの5つのポイント押さえて、セーフティラインを決めることからはじめてみましょう^ ^
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
『UR-U(ユアユニ)』
人生ビジョンに向けて爆速で学べる環境があります。
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